はじめてのご成婚

私がカウンセラーになってはじめてのご成婚のエピソードをお伝えしたいと思います音譜

20代前半のホテル勤務の女性と30代前半の看護師の男性

女性は私が初めて担当させていただく会員様でした

かわいらしい女性でしたが、シフト勤務で土日の休みがほとんどないことから

お見合いのチャンスが少ない会員様でした

男性は田舎の長男で本人より親御さんのほうが結婚に必死でした

ただ、長男の自覚はしっかりあり

お正月には親戚が集まるので結婚するお相手には同居してもらって

長男の嫁として母と一緒におもてなしをしてもらわないといけないので

その状況を理解してくれる女性とのご希望でした

最初から男性のご希望を伝えれば会う前に断られてしまうので

まずは男性の希望する同居や長男の嫁の件は伏せてお見合いをしてもらいました

社交的で明るい女性とぶっきらぼうな男性

平日で他の会員様もいらっしゃらなかったので、

気になってお見合い室の前をウロウロ何度も様子を伺いにいきました

すると、ぶっきらぼうで言葉少なめな男性の

今まで聞いた事のない話し声が聞こえました

はじめて聞いた笑い声…

「また会いたい」と、言葉少なに告げて帰られました

女性も住んでるエリアが気にはなるけどもう一度お会いして考えるとOKのお返事でした

日を改めてランチデート

2時間位で解散してデートの報告くださいねとお見送りしたにも関わらず、

9時間もデートしてたとの報告!!

普通なら長時間デートはほぼアウト真顔

特に何かをしたわけでもなくランチしてお茶してディナーもして帰ったとのこと

そこまで一緒にいて次に会いたいって、

よっぽど居心地の良いお相手と言うことですよね~

私からお二人に連絡先を伝えて交際スタート爆笑

交際に入っての初デート

「山口県まで海鮮丼を食べに行ってきました〜」

片道2時間半

2人とも楽に過ごせる相手だなぁと感じていました💮

彼氏彼女を作る活動ならこれでいいのですが

ここは結婚相談所

お互いの結婚の条件を擦り合わせないといけませんビックリマーク

まずは女性だけカウンセリングにご来社いただきました

「人としては良いけど、仕事もやめたくないし、親御さんも厳しいと言っていて…」

田舎に住まないといけないこと、親との同居が気になって迷っているとのこと

今までお見合いをしてきて一歩進んだ相手は初めてで

次にこうやって迷える相手に巡り会えるのは次のお見合いかもしれないし

10人先かもしれないし

100人先かもしれないし

もしかしたらいないかもしれない

全てが希望条件通りの人と出会える可能性は限りなく少ない

仕事とエリアにこだわるよりは人柄が大切

きっと楽しく働ける仲間もやりがいのある仕事も○○さんなら見つかるはず

住み慣れた地域から新しい土地に行くのは不安もあるかもしれないけど

同じ県内ですぐに行ける距離

友達も家族も会おうと思ったらすぐに会えるから心配しなくても大丈夫

そのかわり同居については男性に話をするので同居が解消されれば

前向きに成婚へ進むよう約束しました

そして男性とのカウンセリングでは

住み慣れた所を離れるだけでも勇気がいるのに

親御さんとのいきなりの同居はハードルが高すぎる

両親もまだ若いしまずは2人での生活をしてから追々同居を考えるようにとアドバイス

そこがクリア出来るのであればお相手も成婚の気持ちがある事を伝えました

親御さんに相談したら結婚できるのであればと了承くださり

めでたくご成婚となりました飛び出すハート

女性はご入会から6ヶ月、男性は1年3ヶ月

成婚後はスムーズに結婚、妊娠、出産と進み

娘さんが2歳の時には家族3人で遊びに来てくれました

その後は私が転勤するまで電話やメールで相談や近況を聞いてました

半分づつ譲り合った結果、手に入れた幸せです

これからも家族3人の幸せを祈っていますクローバー