お見合いで「共通点がない」と悩む必要はありません
お見合いを終えた後、
「話はできたけど、共通の趣味がなくて…」と、次に進むべきか悩んでいませんか?
たしかに、お互いが好きな映画やスポーツの話で盛り上がれると、
ぐっと距離が縮まったように感じますよね。
多くの人が、お相手に「共通点」があるかどうかを、
お見合いの成功を判断する重要なポイントだと考えています。
でも、安心してください。
お見合いで「共通点」があるかどうかは、実はそれほど重要ではありません。
今回は、その理由と、共通点がないお相手と心を通わせるヒントをお伝えします。
1. 共通の「体験」は、これから2人でつくっていくもの
趣味や好きなものが全く同じでなくても、それは当たり前のことです。
むしろ、違うからこそ2人で新しい「共通の体験」を作り出す楽しみが待っています。
例えば、もし相手がキャンプ好きなら、今度はあなたがキャンプに挑戦してみる。
逆に、あなたが好きなカフェ巡りに相手を誘ってみる。
お見合いは、今まで知らなかった世界に触れる入り口です。
最初から共通点があることよりも、
「2人で何かを一緒に楽しんでみたい」と思えるかどうかの方が、ずっと大切なのです。
2. 「共通点」より「共感」が、関係を深める
趣味の話で盛り上がらなくても、相手の話に「共感」する姿勢があれば、会話は弾みます。
相手の仕事の話を聞いて「それは大変でしたね」と共感したり、
子どもの頃の思い出話に「それは面白いですね!」と心から楽しんで聞く。
この「共感力」は、お互いの価値観を理解し、尊重し合うために欠かせません。
同じ趣味を持つことよりも、お互いの話に耳を傾け、
「あなたの話をもっと知りたい」という気持ちを示すことこそ、
本当の意味で関係を深めてくれるのです。
3. 違いは「発見」であり、「学び」である
相手と自分との違いをネガティブに捉える必要はありません。
むしろ、それはあなたの世界を広げるチャンスです。
「へぇ、そんな考え方もあるんだ」「そういう視点もあるんだな」という気づきは、
あなた自身の価値観を豊かにしてくれます。
人は自分と違うものに惹かれることがあります。
お相手との違いを「つまらない壁」と捉えるのではなく、
「新しい世界への扉」だと考えてみましょう。
そうすれば、お見合いがもっと楽しく、わくわくするものに変わります。
最後に
お見合いで大切なのは、共通点を探すことではありません。
目の前にいるお相手に興味を持ち、「この人と話すのは楽しいな」「もっと知りたいな」
と感じる心の繋がりを見つけることです。
