連絡のすれ違いで破談に…

お見合いで出会い、順調に交際が進んでいた

Aさん(52歳・女性)とBさん(55歳・男性)。

お互いに「この人となら結婚できるかも」と思い始めていました。

しかし、些細なすれ違いが積み重なり、最終的には破談という結果に…。

連絡が少なく、不安を抱えたAさん

Aさんは、Bさんの誠実で穏やかな性格に惹かれていました。

しかし、交際が進むにつれて気になったのは「連絡の頻度」。

最初はこまめに連絡を取り合っていたのに、

徐々にBさんからの返信が遅くなり、2〜3日空くことも増えていきました。

「私に興味がなくなったのかな?」 「忙しいのはわかるけど、連絡がないと不安…」

Aさんはそう思いながらも、Bさんに「もっと連絡がほしい」

と素直に伝えることができず、不満が募っていきました。

気持ちはあるのに、連絡が苦手だったBさん

一方、BさんはAさんのことを大切に思っていました。

しかし、もともと連絡を頻繁に取るのが苦手なタイプ。

仕事が忙しくなると、連絡を後回しにしてしまい、

「また時間があるときに送ればいい」と考えていました。

「彼女のことは好きだけど、毎日連絡を取るのは正直しんどい…」

「でも、きっとわかってくれるだろう」

そんなふうに思い込んでいたのです。

ついに訪れた別れの時

Aさんはついに耐えきれず、

「私は大切にされていない気がする」とBさんに伝えました。

Bさんは驚き、「そんなつもりじゃなかった」と釈明しましたが、時すでに遅し。

Aさんの心はすでに離れかけており、

「このままでは結婚してもうまくいかない」と別れを決断。

Bさんは、「もっとちゃんと気持ちを伝えていれば…」と後悔しましたが、

Aさんの決意は固く、交際は終わりを迎えました。

もし、気持ちを伝えていたら…

お互いに気持ちはあったのに、

コミュニケーション不足が原因で破談になってしまった二人。

もし、Bさんが「連絡が苦手だけど、気持ちはちゃんとある」と伝えていたら?

もし、Aさんが「私は連絡が少ないと不安になる」と素直に話していたら?

結果は違っていたかもしれません。

婚活では、相手との価値観をすり合わせることがとても大切。

特に、連絡の頻度やコミュニケーションのスタイルは、

意外とすれ違いやすいポイントです。

「言わなくてもわかるだろう」ではなく、

「ちゃんと伝えること」を意識して、大切なご縁を育んでいきましょう。