「この人でいい」ではなく、「この人がいい」と思える相手に出会うには。。。
「自分の年齢や条件を考えると、これ以上贅沢は言えないかもしれない…」
婚活をしていると、そんなふうに感じることはありませんか? 特に50代・60代になると、「条件が合えばそれでいいかな」と思い始める方も多いようです。ですが、結婚は“この人でいい”という妥協ではなく、“この人がいい”と心から思える人と出会ってこそ、納得のいくものになるのです。
例えば、56歳の男性会員様。
中小企業に長年勤める会社員で、収入も決して高いとは言えず、目立つ趣味もなく、少し控えめな性格。ご本人も「特別な魅力なんてないから、相手に高望みはできません」と謙遜されていました。
最初の数回のお見合いでは、年齢や条件で判断しがちで、「いい人だったけど、話が弾まなくて」と、どこか気持ちが乗らない様子でした。
ところが、ある日プロフィール写真の印象だけでなく、「好きな本が同じだった」という理由で会った女性と意気投合。お互いに控えめな性格ながら、無理せず自然体で話ができ、「またこの人に会いたい」と心が動いたそうです。
その後もデートを重ねるうちに、「あれこれ条件で悩んでいた自分が恥ずかしくなるほど、今はこの人と過ごす時間が楽しみになった」と話してくれました。そして3ヶ月後には真剣交際へと進み、現在は成婚間近です。
“この人がいい”という感情は、理屈ではなく、自然と湧き上がるものです。
条件ばかりに目を向けていると、その感覚に気づくチャンスを逃してしまうこともあります。
では、“この人がいい”と思える相手に出会うために、どんな心構えが必要なのでしょうか?
- プロフィールではなく、会話の心地よさを大切にする
- 「選ばれる」だけでなく、「相手を大切にしたい」という意識を持つ
- 肩書きや過去より、“これから一緒に作る時間”に目を向ける
特別な経歴や見た目でなくても、あなたにしかない魅力は必ずあります。そして、その魅力に気づいてくれる相手は、あなたが思うよりずっと近くにいるかもしれません。
「この人でいい」と自分に言い聞かせる婚活ではなく、「この人がいい」と心が動く出会いを目指して。
少し肩の力を抜いて、自分らしく歩んでみませんか?
